海外FXを利用して一定額以上の利益を出した場合は、確定申告する必要があります。
税金の計算については人それぞれ条件が違ったりするのでややこしいですが、海外FXの税金の計算をどのようにすればいいのか簡単に紹介します。
海外FX 税金 計算
まず、税区分として、海外FXの税金としての分類は"雑所得"となっています。
雑所得の金額は、
年間の利益(収入金額)から、必要経費や控除を差し引き、残った金額となります。
そしてこの雑所得の金額に対して、海外FXは最大55%の累進課税(総合課税)という税金制度に基づいて申告することになります。
国税庁のホームページも参考に。
→ https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/shotoku/2260.htm
海外FXでの利益に対する税金と税率、国内FXとの違いなど、詳細はこちらでも紹介しています。
→ 海外FX 税金
海外FX 税金 計算方法
海外FXの税金の計算方法は、以下のようになっています。
所得税 = 所得金額 × 所得税率 - 控除額
住民税は所得金額に関係なく、基本的に全国一律で10%の税率です。
ちなみに所得金額は、
所得金額 = (海外FXの利益 + 総合課税に該当する全ての所得) - 経費 - 控除
という計算方法で求めます。
海外FX 税金 計算 サラリーマン
給与所得のあるサラリーマンの場合も、海外FXの税金の計算方法は変わりません。
所得金額を計算する際に、給与所得をプラスします。
所得金額 = (海外FXの利益 + 給与所得 + 総合課税に該当する全ての所得) - 経費 - 控除
サラリーマンの場合、控除になるものとしては、
- 社会保険料控除
- 生命保険料控除
- 地震保険料控除
- 配偶者控除
- 扶養控除
- 基礎控除
- 寄付金控除
といったものがあります。
税金はややこしいので自分で判断せず、利益をしっかり出せているなら、税理士さんに相談するのもおすすめです。