FXの取引方法である順張りと逆張りの違いや、それぞれの取引方法でエントリーする際のおすすめの時間帯。
そして、FX初心者におすすめされることの多い順張りが、逆張りと比較してほんとに勝ちやすいのかを紹介します。
FX 順張り 逆張り
FXのトレードをする上でしっかりと理解しておきたい、順張りと逆張り。
たくさんの手法があると思われがちなFXですが、実はポジションの持ち方には大きく分けて、順張りと逆張りの2種類しかありません。
FXで取引をする際にはトレンド(相場の動く方向)を見極め、エントリーをする際に順張りをするのか逆張りをするのかを決定しましょう。
順張り
順張りとは、トレンドフォローと言われるスタイルで、トレンドにの順方向にポジションを持つ方法。
トレンドが発生したのを確認したら、レンジブレイクでエントリーしたり、押し目でエントリーして相場の流れに乗っていきます。
注意してほしいのが、順張りはトレンドに乗っかっていく手法ということ。
レンジ相場ではなく、トレンド相場の場面で使うのが大切です。
トレンド相場で順張りがうまく決まれば、利益をグングン伸ばしていくことができます。
逆に、エントリーが遅れてトレンドが終わったところでポジションを持ってしまうと、相場が戻ってこない場合もあるというデメリットもあります。
逆張り
逆張りとは、順張りとは逆方向、トレンドに逆らう方向でポジションを持つ方法。
逆張りはトレンドとは反対方向へ取引をする事から、トレンドが発生した場合には置いていかれてしまうためリスクの高い取引となります。
買われすぎだから、そろそろ落ちるだろう
売られすぎだから、そろそろを上がるだろう
という基準で逆張りでエントリーすると、えらい目に合うことも。
ただしレンジ相場であれば、何度も天井や底でポジションを持つこともでき、大きな利益を狙うことのできる取引方法でもあります。
FX 順張り 逆張り 時間帯
順張りはトレンド相場
逆張りはレンジ相場
というように、
順張りと逆張りはそれぞれ得意とする状況が違いますが、時間帯による相場の動きの傾向を把握しておくと、エントリーする際の参考になります。
朝9時に開場するFXの東京市場はレンジ相場が多く、17時(夏時間は16時)から始まるFXの欧州市場からトレンド相場になることが多くなるといわれています。
もちろん常にこのようになるわけではありませんが、日本では逆張りトレードが好まれ、欧米では順張りトレードが好まれるという国民性の違いもあります。
FX 順張り 逆張り 勝率
FXは順張りと逆張りの、どっちが勝ちやすくて稼げるのか。
順張りの勝率、逆張りの勝率は、人によっても扱う通貨ペアによっても変わるので、これはなんとも言えません。
扱っている通貨ペアが同じでも、見る時間足によっても何が順張りで何が逆張りか、人によって異なります。
日本人は逆張りの方が勝率が高い人が多いですが、個人的には逆張りよりも順張りの方が勝率が高いです。
FX 順張り 逆張り 性格
FX初心者には順張りがおすすめされることも多いですが、順張りと逆張りのどちらが正解というわけではありません。
FX初心者であっても、性格的に逆張りの方が自分にあっていると思ったら、逆張りで挑戦するのもおすすめです。
トレーダーのスタイルや性格によって逆張りが好きな人、順張りが好きな人がいるので、結局は自分の性格にあったトレードスタイルが一番良いです。