FXはどうやって取引すれば良いの?
という疑問を、何種類もあってちょっとややこしい注文方法のことなども含めて、FX初心者向けに解説します。
FX投資のやり方がいまいちよくわからないなー。
FXってそもそも何?
という人は、こちらも参考にしてみてください。
→ FXとは
FX やり方
ディズニーにいる時でも、アトラクションの待ち時間にスマホを少し触るだけで稼げる可能性もあるのがFX投資。
興味はあるんだけど、やり方がわからないからそのまま。
なんて理由でFX投資に参加しないのは、ちょっともったいない!
FXのやり方を簡単に説明すると、
- チャートを見て、上がるか下がるかを予想
- 取引数量(ロット数)を決める
- 注文をする
- 利益を確定する、または損切り
やることは、たったこれだけなんです。
FX やり方 スマホ
少し前までは、
パソコンの前で、たくさんのモニターの前に貼りついてトレード。
というイメージだったけど、最近では、スマートフォンだけでFXの取引をする人も増えています。
(スマホでもタブレットでも、アプリを使ったりでチャート分析ができるので)
もちろん、絶対に勝ち続ける、負けない方法はないけども、FXのやり方は覚えてしまえば簡単です。
チャートの見方や、知っておきたいチャートパターンについては、こちらで紹介しています。
→ FX チャート
FX やり方 注文方法
FXでトレードする際、何種類もあってややこしい注文方法。
FX投資での注文方法(株の投資も同じ)は主に6種類あり、エントリーする際の自分の戦術、作戦でそれぞれを使い分けることができます。
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- IFD注文(イフダン注文)
- OCO注文
- IFO注文(アイエフオー注文)
実際、成行注文や指値注文、逆指値注文といった注文方法を使うだけでも、十分にFX投資に参加し利益を上げることはできます。
自分のトレードスタイルや手法が固まってきたら、IFD注文やOCO注文を使うようにもなってくるかと思います。
注文のやり方のほか、FX初心者が気を付けるべき事は、こちらの記事も参考に。
→ FX 失敗
成行注文
成行注文は、簡単にいうとレートを指定せずに注文する方法。
通貨ペアとロット数を指定して発注し、FX業者に到着した時点でのレートで約定します。
相場が荒れていると、FX業者によって滑る、約定しないというデメリットもありますが、基本的には素早く取引が成立するため、チャートを見ながらすぐに売買したい時に使われます。
指値注文
あらかじめ、レートを指定して注文をするのが指値注文。
たとえば、
この価格まで下がったら買いたい
この価格まで上がったら売りたい
といったように、
指定したレートに到達した時に、自動で売買を行ってくれ、約定される注文方法です。
逆指値注文
逆指値注文は指値注文と同じく、自分の取引したい値段を指定して注文できる注文方法です。
逆指値注文が指値注文と違うのは、現在の相場より不利なレートで注文すること。
たとえば、
ポジションを持った価格から、50pips下がったら予想に反するから損切りしたい。
含み益はでていてこのまま追い続けたいけど、急落したら困るし現在の価格から20pips下げたところに売り注文を入れておく。
というように、逆指値注文は利用することができます。
IFD注文(イフダン注文)
IFD注文(イフダン注文)は、新規注文と、新規注文が約定した後に有効になる決済注文を同時に発注することができる注文方法です。
たとえば、
レートが110円の時に買って、買うことができたら115円になったら売る。
という決済注文をしたい場合に使われます。
また、相場が予想に反して動いた場合に、損失を限定させる損切り注文としてもIFD注文は使うことができます。
(IFD注文を利用せずに損切り注文をする場合、注文が約定した後、そのポジションに逆指値注文をかける必要があります)
OCO注文
OCO注文は、指値・逆指値注文をあらかじめ同時に発注し、どちらかが成立したらどちらかをキャンセルするという、非常に便利な注文方法です。
たとえば、米ドル円が今100円で、98円になったら新規買い注文、102円になったら新規売り注文をしたい場合に使われます。
(成立しなかった注文は、どちらかの注文が約定した時点で自動的にキャンセル)
このように、指値注文と逆指値を組み合わせることができるため、現在のポジションに対して利益確定の指値と、損切りの逆指値の2つの決済パターンを同時に発注する使い方もできます。
IFO注文(アイエフオー注文)
IFO注文(アイエフオー注文)は、IFD注文とOCO注文を組み合わせたもので、新規注文とその注文が約定した時に有効になる2つの決済注文をすべて一括でできる注文方法です。
ちょっとややこしい?
簡単にいうと、IFO注文は、新規注文からその新規注文が成立した後の決済まで、一度注文できる便利な注文方法。
たとえば、今米ドル円が100円の場合、
98円になった買いの新規注文をして、注文が約定後に99円まで上昇したら利益確定。
または97円まで下落したら損切りの決済注文。
という、新規注文と利益確定と損切りを、全てワンセットで注文する場合に使われます。
FX やり方 まとめ
実際にトレードしていないと、注文方法について勉強しても理解が難しいかもしれませんが、FX取引の基本的な仕組みは難しくはありません。
注文方法についても、成行注文、指値注文、逆指値注文の3つを覚え、FXの基本的なルールを押さえることでトレードができるようになります。
初めてのことに挑戦することに不安はあるでしょうが、何もやらないのでは儲からないし、やってみて経験して可能性を求めてみましょう。
損失を出してしまうのが怖かったり、操作に不安があるのなら、ほとんどどのFX口座でも無料で取引を体験できるデモトレードがあるので、デモ取引からやってみると良いと思います。
色々なFX口座でデモトレードをしてみると、自分に使いやすいFX業者なども判るのでおすすめです。