FXのスキャルピング手法とはどんなものなのか。
そして、スキャルピングに取り組む際のおすすめの時間帯や通貨、エントリーの際に参考になる指標など、FXのスキャルピングで稼ぐためのコツや手法について紹介します。
FX スキャルピング
ある一定の期間、相場が同じ方向へ向かう特徴を利用して超短期のトレードを繰り返し、小さな利益を積み重ねていくトレード手法である、FXのスキャルピング。
デイトレードよりもポジションを持っている時間が短く、スキャルピングでは数十秒から長くても数分で1回の取引を完了させます。
FXにはさまざまなトレードスタイルがありますが、その中でもスキャルピングは超短期売買。
1分足、5分足といった、短いローソク足のチャートを使うことが多いです。
FX スキャルピング おすすめ
そんなスキャルピングにおすすめな通貨は、「値動きが大きく、スプレッドが狭い」通貨。
個人的にスキャルピングにおすすめな通貨は、
- ポンド円
- ユーロ円
です。
ポンド円は流動性も高く、スプレッドも狭めなので、スキャルピングするなら一押しの通貨。
値動きがない、また、スプレッドが広い通貨で超短期で売買をしても、スプレッドの分だけ損してしまうことになります。
FX スキャルピング 手法
損切りをしっかり行えば1回のトレードで大損することはなく、小さな利益を何度も積み重ねていくことで稼ぎを積み上げることのできるスキャルピング。
- 大きな流れの波に乗っていく順張り
- レジスタンスライン、サポートラインをブレイクした時点で順張り
- レジスタンスライン、サポートラインで逆張り
- トレンドの方向性に順張りするつもりで、戻りを狙った逆張り
などなど、スキャルピングのエントリーポイントは数多くあります。
先の動きが読みづらい相場にある時は無理にエントリーせず、
いける!
と思った時にエントリーするようにしましょう。
スキャルピングの手法は無数にあるため、本を1冊買ってしっかり読み込むことをおすすめします。
FX スキャルピング テクニカル
スキャルピングで重要になるのは、ファンダメンタルズではなくテクニカル分析。
スキャルピングは超短期売買なので、基本的にファンダメンタルズは頭の片隅に置いておく程度で、テクニカル分析をメインに判断してトレードしていきます。
テクニカル分析を勉強しておかないと、ただのギャンブルのようになってしまい、スキャルピングで継続的に勝つことはできません。
短時間では上がるか下がるかの2択になりますが、根拠を持ったエントリーポイントでスキャルピングに取り組みましょう。
スキャルピングで利用するのに、個人的におすすめな指標(インジケーター)は以下3つです。
- 移動平均線
- MACD
- ボリンジャーバンド
FX スキャルピング コツ
上記でも紹介してきましたが、FXのスキャルピングでのコツは
- 値動きが大きく、スプレッドが狭い通貨を選ぶ
- テクニカル分析をメインに判断してトレードする
ということに加え、取引する時間帯も重要なポイントとなります。
値動きに関連するのですが、値動きの大きくなる時間帯を選べば、スキャルピングで利益を狙いやすくなります。
たとえば、
- 日本時間16時前後(東京市場から欧州市場に移るタイミング)
- 日本時間21〜24時前後(NY市場がはじまるタイミング)
といった時間帯は、スキャルピングにおすすめの時間帯です。
他にも、雇用統計発表など、米国の重要な経済指標が発表される時間帯(夏時間21時30分、冬時間22時30分)も、値動きが大きくなるためスキャルピングにおすすめ。
乱高下することもあるためギャンブル性もありますが、取引のチャンスは広がります。
FX スキャルピング まとめ
初心者が取り組もうとすると、ギャンブル感覚になりがちだったり、ポジポジ病になってしまいがちなFXのスキャルピング。
また、利食い・損切レベルを事前に決めておき、損切は確実に実行することも忘れずに。
スキャルピングをしようとエントリーしたのに、含み損のままポジション持ち越し。
なんてことをすると、
大きな損失を出すことにつながります。
FXのスキャルピングで勝つためには、テクニカル分析を使い、根拠を持ったエントリーポイントで取り組むようにしましょう。